FX会社はどのようにして利益を得ているのでしょうか。実は日本の会社と海外の会社では仕組みが大きく違っています。日本の会社では顧客が取引をしたときに発生するスプレッドでも利益を得ることができますが、実は顧客の注文とは反対売買をすることによって、顧客が出した損失分を会社の利益とすることができる仕組みがあります。FXでは誰も将来の価格を正確に当てることはできませんので、ときには会社が損失を出すこともあります。
それでも会社は顧客が出している注文の全容を把握することができ、どのように動いたら利益が出るのかを考えながら注文をこなすことができるのです。一方海外の会社はこのような複雑な仕組みはありません。スプレッドによる差額のみが会社の利益となります。日本の会社と比較するとスプレッドは高いのですが、顧客が利益を出して取引量が増えれば利益も大きくなります。
そのためたくさん取引をしてもらうために、海外の会社には「ボーナス」という仕組みがあるのです。ボーナスは入金額に応じて一定の割合で付与されます。出金することはできませんが、取引に利用することができ、証拠金維持率を上げたり高いリスクのある取引に利用できます。また口座を作るだけでボーナスをくれるような会社もあります。
海外の会社ではいかに凄腕のFXトレーダーに自社で取引をしてもらうかが非常に重要なのです。そのため紹介者制度も整っており、新規のユーザーを紹介すると、紹介者に報酬が発生するような仕組みまであるのです。